nami to kami vol.14

[ nami to kami vol.14 ]

・10月5日開催の『nami to kami vol.14』では、アコーディオントイピアノによる牧歌的で洗練された演奏によって国内・海外とわず、メジャー・インディーとわず横断的に活動・活躍している良原リエさんによる「trico!」のニューアルバム"everyday trip"の発売記念ツアー公演が松本でもおこなわれます。しかも今回は上々颱風のベーシストである「西村直樹」さんをゲストにむかえてのライブとなります。その"everyday trip"への客演をしている、ギターと電子音の慎ましやかな融合により高い評価を得ている長野県出身の竹村理明さんによるプロジェクト「cinq」も参加が決定!さらに10月7日から松本市中央に位置するお店『tonico』にて展覧会もおこなわれる「THE MEDIUM NECKS」がタラ・ジェーン・オニール公演に続いてのnami to kamiへの出演も決まりました。また、DO松本公演での日本勢として出演し、牧歌的でありながら哀愁を感じさせる楽曲で好評を得たトラックメーカー「V.O.C.」、そして前回のリベンジ?となる異能ミュージシャン「犬飼」氏の演奏も見逃せません。

trico!
cinq
THE MEDIUM NECKS
V.O.C.
犬飼


□■ nami to kami vol.14 - trico! Everyday trip tour -

■日時: 2008年10月5日(日曜日) /// 17:30開場 --- 18:00開演

■場所: 長野県松本市 hair salon 群青 (松本市中央 3-5-10) (0263-34-1006)

■出演:

□ trico! + 西村直樹

□ cinq

□ THE MEDIUM NECKS

□ V.O.C.

□ 犬飼

■値段: 2500円 / 学生 1500円 -学生証など証明となるものを持参ください- (いずれも1ドリンク込み)

■チケット予約: (namitokami@yahoo.co.jp) ご予約はE-mailにて承ります。左記のアドレスに「nami to kami vol.14 チケット予約」のタイトルで、お名前と人数を明記してご連絡くださいませ。もちろん予約無しで当日にご来場という方でも大丈夫です!

■前売りチケット取扱店 : (お電話や下記店舗による直接のご予約も受け付けております)

hair salon 群青 & CAFE salon as salon - (0263-34-1006)

tonico - (http://www.tonico-web.com/)








□■ 出演者 プロフィール

■「trico!(良原リエ)」 (www) (myspace)

アコーディオントイピアノメロディオン、オルガンなどノスタルジックな味わいを持つ楽器を得意とする鍵盤奏者。歌も歌う。何気ない日常の美しさと切なさがあふれる、暖かな世界観のアルバム「Love home」を2005年にflyrecよりリリース。2007年にはオーストラリアのRoom40の姉妹レーベルsomeonegooodのコンピに参加。trico!の活動の他、ギタリストのオオニシユウスケとアナログスライドと音楽を合わせたユニットsmall colorなどの活動も。また良原リエ名義で、空気公団ハンバートハンバートAkeboshi一青窈など多くのアーティストのライブやレコーディング、TV、CM音楽などにも携わる。ライフワークの料理ではインテリア雑誌「かわいい音楽すてきな暮らし」でレシピページも担当。同誌の創刊号には、デザインにひかれて収集したレトロな楽器や雑貨に囲まれたお気に入りの古い一軒家での暮らしも紹介されている。2008年9月6日、ドイツのHAUSCHKA(Fat cat)、石井マサユキ(TICA)、杉本佳一(minamo、Four color、Filfla)、cinq、山口とも、船戸博史、ガンジーCINEMA dub MONKS)らとコラボレートしたセカンドアルバム「everyday trip」が待望のリリース。

trico!
(L) 2nd. - "everyday trip"
(R) 1st. - "Love home"




■「cinq」 (www) (blog)

:長野県出身、竹村理明 (タケムラマサアキ)のソロプロジェクト。中学でギターを始め、高校でジャズに出会う。京都で大学生時代を過ごし、mama!milkの生駒祐子らとともに、京大西部講堂や市内のライブハウスで活動。その後サンプラーシーケンサーを入手し、録音を中心とした創作活動に転向。「日常のための音楽」をコンセプトにスタートしたMIDI Creative内レーベルnobleから、1stアルバム「Sketch」、2ndアルバム「Day Off」をリリース。印象的なギターと透明で少しいびつな電子音からなる静謐かつ穏やかな音世界が高く評価される。また、「お茶空間の為の音楽」をコンセプトに掲げる3人組ユニットsnoweffectのメンバーとしても活動し、アンビエントレーベル涼音堂茶舗から3枚のフルアルバムをリリースする他、TBSラジオスネークマンショー21」、クラブキング制作の「コメディークラブキング」や企業CMの音楽等も担当。

cinq
(L) 2nd. - "Day Off"
(R) 1st. - "Sketch"




■「THE MEDIUM NECKS」 (www) (myspace) (exhibition)

:現在「HELLL」のメンバーとしても活動する飛田左起代は、1999年にソロアルバム 'TRACE' をF.E.E.S/Sonic Plateからリリース。同年Midi Creativeのコンピレーションアルバム 'Japanese Girls' に楽曲が収録。以降「ORG.」「International Friendship Society」など様々なバンドに参加。2004年、吉田苑子とともに「THE MEDIUM NECKS」を始動。同時に1st.アルバム 'THE MEDIUM NECKS' をリリース。音楽にとどまらず、自身らの多岐にわたる表現活動のプラットフォームとして捉え、アクセサリー制作やインスタレーション作品の発表等も行っています。飛田の憂いを感じさせる儚い歌声や奇妙な電子音響と器楽演奏が、意図的に崩された曲構成で奏でられ、ライブでの映像を担当する吉田の手作業による切り絵やコラージュの静止画の繋ぎ合わせとそのループによって生み出される世界観とあいまって、不可思議かつ可憐な魅力を醸し出します。今回は10月7日から始まるtonico(http://www.tonico-web.com/)店内でのthe medium necksの展覧会に合わせての来松です。展示の方もぜひチェックしてみてください。

THE MEDIUM NECKS
(L) mini-album "stars, stars"
(R) 1st album "the medium necks"




■「V.O.C.」

:池田いちろう(暮シノ手錠)によるソロユニット。2003年からバンド活動と平行して活動を開始、ポストハードコア、アブストラクトヒップホップ、エレクトロニカの影響を受けて、トラック制作を初める。自主でCD-Rを数枚リリース、長野市(sound scape)の「FARMER'S(隔月レギュラー)」にてLIVE or DJ。




■「犬飼」 (nami to kami) (kirimonokoso)

:ローレン・コナーズやミック・ターナー、デヴィッド・グラッブス、メイヨ・トンプソン、ジョン・フェイフィ、ロビー・バショー、そしてデレク・ベイリー等の影響を消化したメロウでアブストラクトなインプロヴィゼーションを主体としたギターと枯れた歌に加え、近年のアンチコンやMUSH周辺に代表されるアヴァンヒップホップ的な感覚にのって紡がれるその演奏は必見。

犬飼 (kirimonokosolo)
V.A. "version_guitar"