nami to kami vol.18

[ nami to kami vol.18 ]

・10月10日開催の『nami to kami vol.18』では、アニマル・コレクティヴや高木正勝らを輩出した米Carpark Recordsから発表したデビューアルバム"arbor"によってフォークトロニカの旗手として華々しい活躍をみせ、その後の音楽的深化によって更なる活躍の場を広げている才人「グレッグ・デイヴィス」の来日松本公演が実現しました!!!共演には、ジャッキー・オー・マザーファッカーのトム・グリーンウッドのレーベルからアルバムを発表予定のアヴァンフォーク・ドローンユニットの「HELLL」が東京からやってきます。さらに、松本ローファイ・インプロシーンを牽引する即興演奏家「北島末日佳」さんがサセツカフェ・オーケストラやhi-daで活動を共にする「鈴木弘貴」さんとのデュオで出演。そして、枯れた叙情性と緩い危うさが同居する異能ギタリスト「犬飼」氏が久しぶりにnami to kamiに正式に出演が決定!!加えて、玩具アブストラクト音響界最後の大物OPQにトリレーベルのshibataが合体し、バンド編成?!となったその名も「DX-OPQ」がスペシャオープニングアクトとして出演が急遽決定しました!!!

Greg Davis
HELLL
犬飼
北島末日佳 + 鈴木弘貴
DX-OPQ


nami to kami vol.18 - Greg Davis Japan tour 2009 -

■日時: 2009年10月10日(土曜日) /// 18:30開場 --- 19:00開演

■場所: 長野県松本市 hair salon 群青 (松本市中央 3-5-10) (0263-34-1006)

■出演:

Greg Davis (from Vermont) (Carpark Records, Kranky, autumn records)
HELLL (U-sound archive)
犬飼
北島末日佳 + 鈴木弘貴
DX-OPQ (OPQ & shibata)

■値段: 2000円 / 学生 1000円 -学生証など証明となるものを持参ください- (いずれも1ドリンク込み)

■チケット予約:(namitokami@yahoo.co.jp) このメールアドレスから予約を受け付けております。もちろん予約無しで当日にご来場という方でも大丈夫です!

■前売りチケット取扱店 : (お電話や下記店舗による直接のご予約も受け付けております)

hair salon 群青 & CAFE salon as salon - (0263-34-1006)

tonico - (http://www.tonico-web.com/)








出演者 プロフィール

■「Greg Davis (グレッグ・デイヴィス)」 (www) - (myspace)

:1997 年にコンピュータでの音楽制作を始めて以来、クラシック/ジャズギター奏法の習得、作曲学での修士号取得などを経た後、独学で自らの電子音楽の手法を確立してきたグレゴリー・タイラー・デイヴィスは、2002年にCarpark Recordsから発表したデビューアルバム「arbor」一枚で、世界中のエレクトロニカ愛好者たちの話題を席巻した。その後、自身の運営する autumn recordsより、フィールドレコーディングやインプロヴィゼーションのプロジェクト「leaves」シリーズを展開しながら、よりディープなドローン主体の音楽性への広がりを見せていく。最新作は、アナログシンセを主体に、極めて洗練されたドローンの大作を収録した「mutuallyarising」(Kranky)。一方で、自らヴォーカルを取ったSebastienRouxとのコラボレーションや、 Akron/Familyへの参加などでポップで多彩なアプローチも見せ、現在は、SSWのChris Weismanとのデュオや、Zach WallaceとのユニットSUN CIRCLE、Toby Aronsonと組んだHARMONIZERなどの名義でも活動している。これまでに9枚のソロアルバムを発表しているほか、多数の7インチやコラボレート作品をリリースしている。
Greg Davis
(L) "curling pond woods" / (R) "mutually arising"




■「HELLL (ヘル)」 (www)

:Sonic PlateからSakiyo Fujimoto名義でのリリースを経て、現在はthe medium necksとして活動している飛田左起代。Lucky KitchenやHEADZ、そして今回のグレッグ・デイヴィス自身が運営するautumn recordsからも過去に作品を発表し、自身もレーベルaotoaoを運営しているASUNA。過去にジョン・フェイヒイとのコラボレーション『disturbed strings』を発表し、現在は即興プロジェクトBooya Reggaeを展開するジェフ・フッチィロ。フッチィロと共に、Yume Bitsuなどと親交の深いIrving Krow Trio / Hochenkeitのメンバーとして活動するジェイソン・ファンク。minamoやVOIMAなどのユニットに参加している安永哲郎の5人によるバンド。Jackie-O Motherfuckerのトム・グリーンウッドが運営するレーベルU-Sound Archiveからアルバムをリリース予定。
the medium necks (HELLL) Jeff Fuccillo (HELLL)
(L) "stars, stars" / (R) "Disturbed Strings"




■「犬飼 (inukai)」 (nami to kami)

:ローレン・コナーズやミック・ターナー、デヴィッド・グラッブス、メイヨ・トンプソン、ジョン・フェイフィ、ロビー・バショー、そしてデレク・ベイリー等の影響を消化したメロウでアブストラクトなインプロヴィゼーションを主体としたギターと枯れた歌に加え、アンチコンやMUSH周辺に代表されるアヴァンヒップホップ的な感覚にのって紡がれるその演奏は必見。
犬飼 (kirimonokosolo)
V.A. "version_guitar"




■「北島末日佳 + 鈴木弘貴 (Mabika Kitajima + Hirotaka Suzuki)」 (hi-da) - (sasetu-cafe)

チャールズ・ミンガスが弾くピアノような意識的な不安定からセロニアス・モンクの不協和音へ…。デヴィッド・グラッブスやブラック・ハート・プロセッション的な乾いた哀愁からモートン・フェルドマンの音の隙間へ…。かと思うと、イレーネ・シュヴァイツァー的な瞬発力も兼ね備える…。ピアノとローファイ・エレクトロニクスによる女性即興演奏家として裏松本音楽シーンにて暗躍する北島末日佳。そして、挫折お茶飲みアート集団サセツ・カフェ・オーケストラや長野唯一?の気鋭フリーフォークグループhi-daで北島ともバンドメンバーである写真家の鈴木弘貴のデュオ。




■「DX-OPQ (デラックス・オー・ピー・キュー)」 (www) (myspace) (blog)

:日用品を使った闇鍋的玩具アブストラクト音響界最後の死角的刺客、OPQ。数多くの玩具楽器やそれらをベンディングした自作楽器群と郷愁的なメロディーをアブストラクトに奏でるギター等によって映画的音楽を現前させるスザキタカフミに加え、気鋭の画家アリタンボウも所属。一方、鳥取を代表するポップソングレーベルTori Labelの看板ユニットであるボルゾイサウンドメーカーであり、同レーベルよりソロ名義でもドリーミーでキュートなローファイ・エレクトロアルバムを発表しているシバタ。この両者が合体し、バンド編成として戦隊化したニューバンドDX-OPQ。
OPQ (DX-OPQ) shibata (DX-OPQ)
(L) "SOUND TRACKS" / (R) "20 tracks"