v.o.c - column vol.1

v.o.c の「長野ぶらぶら節」①


最近面白いなと思うのがあって、マニアックな話しで申し訳ないんですけど、ポストパンリバイバルというムーブメントが0年代の前半にあったんですけど、まぁ小さな世界での事ですけど。そういうのを高校生ぐらいの時に体験した子等がバンド組んでライブハウスとかでやりだしてるんですね。で、こんな世の中なんでポストパンクだけっていうバックグランドではもちろんなくて、みんな個性的なんですけど、音がみんななんかダンサブルな民謡みたいな曲調なんですよ。こういうの今までなかったなーと思って、いや今までもオレンジレンジHYモンゴル800なんかはメロディーラインが民謡っぽいというのはあったんだけど、それはやっぱ島唄っていうかそういうものとしての受け取られ方だと思うんですけど。その今の若い子等のやってるのはもっとドメスティックで農耕的なメロディーと祭囃子的ビートだなって思うんですよね。こういうミックスって今までなかったなと思って、なんでそういうミックスが可能になったのかっていうのはやっぱりポストパンクっていうものとの相性が良かったってことなんだろうと思うんですけど、これがまた大人だとポストパンクのビートの方と繋がってクラウトロック的な展開になってしまうという。そうなると今後クラウトロックと民謡を強引に同居させるという荒技も登場してくるんじゃないかっていう、(それ自体がすでにPILなんじゃ…)それはそれで面白そうなんですが。ともかくロックバンドというともう30代以上の世界みたいな状況の中で久々に新世代の感性みたいなものを感じて、いいんじゃないかなと思いましたね。



紅茶にほうじ茶をミックスして牛乳を入れてみました、ほとんどミルクティーです。

































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